密封線源の引取依頼について(手順)

当協会から購入された線源が不要になりましたら、以下の手順にて「引き取り」や「お見積り」をご依頼ください。
当協会が製造または販売した線源以外については線源の詳細を確認の上、お引き取りの可否を判断いたしますので、以下の手順を参考に線源情報をご連絡ください。

密封線源の引き取り依頼の流れ(フロー)

お問合せをいただいてから、ご依頼・線源引き渡し・請求書の発行までが引取りの流れとなります。

お客様

アイソトープ協会

１.	お問合せ
	お問合せ 2週間お見積りや引き取りの可否などメールにてお問い合わせください。回答お見積り、または、引き取り可否を回答します。

２.	ご依頼
	お申し込み 2週間当協会所定の「密封線源引取依頼書」をご提出ください。受付完了お申し込みの内容を確認し、輸送の日程を調整します。

３.	線源引渡し
	輸送輸送は協会への委託、または、お客様自身での手配が可能です。現品確認 4週間到着した線源の内容確認等を実施します。受取書・請求書発行完了アイソトープ協会が線源を受け取ったことを証明する書類と請求書を発行します。

詳細については、以降の説明をご覧ください。

「見積り」や「引き取り」を依頼する

１.	お問合せ

お問合せ

①～③の情報をメールにてお送りください。※引き取り可否のみを知りたい場合は①と②の情報をお送りください。

①お客様情報
氏名・所属先・部署名・電話番号

②線源情報

「線源」と「線源ケース」の写真
サイズと刻印・印字内容がはっきりと分かるもの
＊装置内蔵の線源や高線量で写真撮影が難しい線源は、線源・装置の図面や仕様書
線源の詳細が分かる書類
「核種、放射能」が明記されているもの
（例）成績書、Certificate、出荷案内書
引き取り希望の線源一覧
見積り対象が10種類以上の場合は、１.の写真と２.の書類を照合できる一覧表
２.の書類が無い場合は、１.の写真と線源情報を照合できる一覧表(任意様式)
遮へい(鉛)容器の情報
遮へい容器を含めて引き取りを希望の場合は写真と寸法・重量情報
＊納品時に線源を収納していた容器以外は有償で引き取り
返却を希望する物品の有無
線源引き渡し時に使用する物品(例：遮へい容器、輸送容器)の返却の要否
＊返却手配は有償

③線源引き渡し時の輸送について
アイソトープ協会へ輸送を委託される場合は、お引き取り先の事業所名・ご住所
お客様で輸送を手配される場合は、こちらをご確認ください。

回答

約2週間後にお見積り、または、引取り可否の回答をします。
見積り対象の線源の種類や数量が10個を超える件や、②の線源情報が不足している件は、さらにお時間をいただく場合もあります。

２.	ご依頼

お申し込み

線源の引き取りをご依頼される場合、「密封線源引取依頼書」(以下、依頼書)をご提出ください。
なお、「密封線源引取依頼書」は事業所間の譲渡しの書類を兼ねています。

①依頼書様式をダウンロードし、「核種ごと」に１部作成してください。

１核種につき線源が２種類まで ⇒ 密封線源引取り依頼書
１核種につき線源が３種類以上 ⇒ 密封線源引取り依頼書

②記入方法は依頼書ファイル内の「入力見本」をご参照ください。

③押印した依頼書をメールでご提出ください。

受付完了

当方で引取依頼書の内容を確認します。
同時に輸送の日程調整をします。

A.輸送をアイソトープ協会に委託した場合（協会委託）
引渡し希望日をお知らせください。
当方で運送会社と調整を行い、日程が確定しましたら連絡します。
放射性輸送物としての手配時間を考慮し、引渡希望日は1週間以上先の日程を設定ください。
なお、繁忙期には１か月程度先の日程にて調整をお願いするケースがあります。

B.お客様で輸送を手配する場合（協会軒先渡し）
引渡し希望日をご連絡いただき、希望日での受け入れ可否を回答します。

３.	線源引渡し

輸送

A.輸送をアイソトープ協会に委託した場合（協会委託）
事前に案内する梱包手順に従い、お客様にて線源を梱包ください。
当協会が手配する輸送業者が荷物を引き取りにうかがいます。

B.お客様で輸送を手配する場合（協会軒先渡し）
事前にご連絡いただいた日に当協会へ荷物が届くよう、手配をお願いします。

現品確認

当協会に線源が到着したのち、検収を実施します。
依頼書の内容と実際の線源に相違がある場合、追加の費用等を負担いただく可能性があります。

受取書・請求書発行

検収完了後、「放射線源受取書(受取書)」と請求書を発送します。※当協会との取り引きが初回のお客様や取り引き状況によっては、線源お引渡し前に費用をお支払いいただく場合もあります。

なお、「放射線源受取書」は事業所間の譲受けの書類という位置づけになります。