ノーベル賞とゆかりの人々

湯川　秀樹博士
（1907（明治40）年1月23日 - 1981（昭和56）年9月8日）

1949（昭和24）年　日本人初のノーベル物理学賞受賞

京都大学・大阪大学名誉教授、理化学研究所相談役。
ヨーロッパ留学を終えた仁科芳雄は帰国後、京大、北大で講義をして新しい量子力学を広めた。湯川は京都大学で仁科の教えに強くひきつけられた。

朝永　振一郎博士
（1906（明治39）年3月31日 - 1979（昭和54）年7月8日）

1963（昭和38）年 - 1979（昭和54）年　仁科記念財団第2代理事長

1965（昭和40）年　ノーベル物理学賞受賞

仁科研究室研究員、仁科記念財団元理事長。
当時理化学研究所の仁科研究室は現協会本部にあった。朝永は仁科の誘いを受け研究員となり、今の協会1号館で研究に励んだ。1979年7月に亡くなったが、協会の佇まいを好んでいた朝永の通夜、密葬は協会会議室で営まれた。

小柴　昌俊博士
（1926（大正15）年9月19日 - 2020（令和2）年11月12日）

1987（昭和62）年　第33回仁科記念賞受賞

2002（平成14）年　ノーベル物理学賞受賞

小林　誠博士
（1944（昭和19）年4月7日 - ）

2008（平成20）年　ノーベル物理学賞受賞

2011（平成23）年　仁科記念財団理事長

梶田　隆章博士
（1959（昭和34）年3月9日 - ）

1999（平成11）年　第45回仁科記念賞受賞

2015（平成27）年　ノーベル物理学賞受賞