ICRP勧告 日本語版シリーズ PDF無償公開のお知らせ

登録日 : 2014年6月5日 / 更新日 : 2015年8月6日

 当委員会では、長年、ICRP勧告の日本語への翻訳を行ってまいりましたが、このたび、翻訳活動の成果をより積極的に社会に還元するため、日本語版PDFをICRPのホームページに逐次公開していくことといたしました。
 第1弾として、平常時の放射線防護全般と、緊急時の防護対策および事故からの回復期の防護対策を考えるための勧告を公開いたします(Publication 60、103、109、111)。福島第一原子力発電所の事故では、放射線防護の政策がかえって多くの問題をもたらした事実があります。これは防護政策がともすれば数値に偏し、ともすればその背後にある防護の精神を見失ったからでもあります。今回の公開が、ICRP勧告とその精神を理解する上で役立つことを願っております。そしてこれが、被災された方々の生活の立て直しに少しでもつながっていくことを念じております。

ICRP勧告翻訳検討委員会委員長 丹羽太貫 



公開のご案内 【Publication 32 ~ 64】  
NEW >> 以前のご案内はこちら

 第3弾として、草創期の翻訳に続く一群を公開いたします。1977年の基本勧告(Publ.26)を受けて1990年の基本勧告(Publ.90)にいたるまでの、ICRPの議論の流れをたどっていただけると存じます。どうぞお役立てください。
 長年にわたり、翻訳活動を支えてきてくださった多くの先生方に心より感謝を申し上げます。

2015年8月6日   ICRP勧告翻訳検討委員会 

公開中の日本語版PDF 【2015年8月6日現在】

 現在、以下の日本語版PDFを無償公開しております( NEW は今回更新分)。

※日本語版のないPublication・・・・・11、14、18-20、23-24、31、38、47-50、53、56-59、61-62
書      名
ICRP Publ.1 国際放射線防護委員会勧告(1958年9月採択)
ICRP Publ.2 体内放射線の許容線量
ICRP Publ.3 エネルギー3MeVまでのX線ならびに密封線源からのβ線およびγ線に対する防護
ICRP Publ.4 3MeVをこえる電磁放射線、ならびに電子、中性子および陽子に対する防護
ICRP Publ.5 病院および医学研究施設における放射性物質の取り扱いと廃棄
ICRP Publ.6 国際放射線防護委員会勧告(1959年修正、1962年改訂)
ICRP Publ.7 放射性物質の取扱に関連する環境モニタリングの諸原則
ICRP Publ.8 放射線による危険度の評価
ICRP Publ.9 国際放射線防護委員会勧告(1965年9月17日採択)
ICRP Publ.10 職業被曝による体内汚染からの身体組織への線量の評価
ICRP Publ.10A 反復取り込みまたは長期の取り込みに由来する体内汚染の算定
ICRP Publ.12 作業者の放射線防護のためのモニタリングの一般原則
ICRP Publ.13 18歳までの生徒に対しての学校における放射線防護
ICRP Publ.15 体外線源からの電離放射線に対する防護
ICRP Publ.16 X線診断における患者の防護
ICRP Publ.17 放射性核種を用いた検査における患者の防護
ICRP Publ.21 体外線源からの電離放射線に対する防護のためのデータ
-ICRP Publ.15の補遺-
ICRP Publ.22 "線量は容易に達成できる限り低く保つべきである"という委員会勧告の意味合いについて
ICRP Publ.25 病院および医学研究施設における非密封放射性核種の取扱、貯蔵、使用および廃棄処分
ICRP Publ.26 国際放射線防護委員会勧告(1977年1月17日採択)
78年ストックホルム声明、80年ブライトン声明・勧告、83年ワシントン声明、84年ストックホルム声明、85年パリ声明、87年ワシントン声明、87年コモ声明、付き
ICRP Publ.27 「害の指標」をつくるときの諸問題
ICRP Publ.28 作業者の緊急被曝と事故被曝に対処するための諸原則と一般的手順
ICRP Publ.29 放射性核種の環境への放出:人に対する線量の算定
ICRP Publ.30
(Part 1)
作業者による放射性核種の摂取の限度 Part 1
ICRP Publ.30
(Part 2)
作業者による放射性核種の摂取の限度 Part 2
ICRP Publ.30
(Part 3)
作業者による放射性核種の摂取の限度 Part 3
ICRP Publ.30
(Part 4)
作業者による放射性核種の摂取の限度 Part 4 (追補)
NEW ICRP Publ.32 作業者によるラドン娘核種の吸入の限度
NEW ICRP Publ.33 医学において使用される体外線源からの電離放射線に対する防護
NEW ICRP Publ.34 X線診断における患者の防護
NEW ICRP Publ.35 作業者の放射線防護のためのモニタリングの一般原則
NEW ICRP Publ.36 科学の授業における電離放射線に対する防護
NEW ICRP Publ.37 放射線防護の最適化における費用-便益分析
NEW ICRP Publ.39 自然放射線源に対する公衆の被曝を制限するための諸原則
NEW ICRP Publ.40 大規模放射線事故の際の公衆の防護:計画のための原則
NEW ICRP Publ.41 電離放射線の非確率的影響
NEW ICRP Publ.42 ICRPが使用しているおもな概念と量の用語解説
NEW ICRP Publ.43 公衆の放射線防護のためのモニタリングの諸原則
NEW ICRP Publ.44 放射線治療における患者の防護
NEW ICRP Publ.45 統一された害の指標を作成するための定量的根拠
NEW ICRP Publ.46 放射性固体廃棄物処分に関する放射線防護の諸原則
NEW ICRP Publ.51 体外放射線に対する防護のためのデータ
NEW ICRP Publ.52 核医学における患者の防護
NEW ICRP Publ.54 作業者による放射性核種の摂取に関する個人モニタリング:立案と解釈
NEW ICRP Publ.55 放射線防護における最適化と意思決定
ICRP Publ.60
国際放射線防護委員会の1990年勧告
NEW ICRP Publ.63 放射線緊急時における公衆の防護のための介入に関する諸原則
NEW ICRP Publ.64 潜在被ばくの防護:概念的枠組み
ICRP Publ.103
国際放射線防護委員会の2007年勧告
ICRP Publ.109
緊急時被ばく状況における人々の防護のための委員会勧告の適用
ICRP Publ.111
原子力事故または放射線緊急事態後の長期汚染地域に居住する人々の防護に対する委員会勧告の適用

ダウンロードは、ご希望の日本語版の番号をクリックしてください。ICRPのホームページ(英語)にリンクします。リンク先の画面下にある Download Translations for Free の中から Japaneseを選んでください。

本PDFの営利目的での利用、および改変・加工につきましては、これを禁止します。
  紙媒体の図書は、従来どおり有償にて頒布しております。

日本語版の転載などに関する連絡先 email_j-tips.gif



公開のご案内 【Publication 1 ~ 30(Part 1-4)】

 第2弾として、翻訳開始当時の文献から公開いたします。当初は仁科記念財団との共編でございました。この公開につき、ご快諾いただきました 公益財団法人仁科記念財団 の方々に厚く御礼を申し上げます。
 そして、長年にわたり、翻訳活動を支えてきてくださった先生方に心より感謝を申し上げます。
 なお一部に、完全な状態の図書がなく、編集用から起こしたPDFが含まれております。書き込みなどご理解いただければ幸いです。公開にあたり、翻訳関係者について調査を行いましたが、不確定の点は関連資料からクレジット表示をいたしました。当時の情報をお持ちの方は、事務局までお知らせいただければありがたく存じます。
2015年6月18日   ICRP勧告翻訳検討委員会