ICRP勧告 解説書「語りあうためのICRP111」 刊行のお知らせ

 福島第一原発事故に際してICRP勧告翻訳検討委員会では、放射線防護にかかわる2つのICRP勧告(翻訳ドラフト)を無償公開しました。驚いたことに、そのうちICRP 勧告の111は一般市民の方々にも読まれ、その内容を活用する動きも見られました。このようななか、福島とまわりの地域の復興を目指す現場では今日まで様々な経験が積み重ねられています。

 そして事故から4年を迎えるこの春は、ひとつの節目ではないかと感じています。これを受けてICRP 111について、われわれ放射線の専門家がその成り立ちや、基本的な考え方を紹介し、さらに今回の事故の経験も踏まえて解説をすることになりました。この解説が、4年にわたって事故の不条理に翻弄され続けてきた住民の方々や、参考となる経験がない中で大変なご苦労を重ねてこられた教師、保健師、医師、行政担当者などの専門職の方々にとって、ICRPの放射線防護体系への理解を深めるものであって欲しいと願っています。
 

ICRP111解説書編集委員会委員長 丹羽太貫

書名 解説
語りあうためのICRP 111
―ふるさとの暮らしと放射線防護―

表紙・目次

ICRP 111は、チェルノブイリ事故からの復興の道を被災地でともに歩んだ経験から生まれた放射線防護の専門書です。この111を本書では福島第一原発事故の視点から解説し、事故後の全体像をとらえ、復興を進める手がかりを探っています。ふるさとの放射線防護を考えるすべての人に!

2015年3月発行
定価:1,296円(本体1,200円)

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この本ができるまで

そして  1章
 

本書で解説しているICRP111の翻訳版

     ICRP111(PDF版)
     ICRP111(紙の図書)