アイソトープ部研究開発課 2014年入社

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アイソトープ協会に決めた理由は何ですか?

 学生の時は分析化学が専門だったため、メーカーの品質管理部門・分析部門への就職を希望していました。そんなときに研究室の先生からの紹介で、協会で放射能の測定ができることを知り受けることを決めました。協会には分析部門があるわけではありませんでしたが、職場の環境や通勤時間等を考えて、最終的には職場の立地で協会に決めました。

いま、担当している業務を教えてください。

 今は研究開発課に所属していて、標準線源(測定器の基準として使われる製品)の製造・測定をしています。製造の合間に線源の改良や試作線源の開発なども行っています。

どんなときに仕事のやりがいを感じますか?

 自分が作成した線源を使っているお客さんから、「以前のものより性能が良くて助かりました」という電話をもらったことがあります。お客さんの声を直接聞くことはなかなかありませんが、その時は内心うれしかったです。あとは、上司や先輩から「もう任せて大丈夫だよね」と言われるとやる気が出ます。

今までで仕事をしていて苦しかったこと、辛かったことはありますか?

 製品を違うお客さんに出荷してしまったことがあります。誰からも怒られなかったことがむしろ辛かったです。同時に、今後同じミスはしないと誓った瞬間でもあります。

今後の目標を聞かせてください。

 入社から3年経って、研究開発課で取り扱う一通りの製品に関わることができました。今後、もう少し経験を積みながら製品の品質管理の仕事ができるようになりたいと思っています。

職場の雰囲気を教えてください。

 協会の職員数は120名程度と少ないので、他部署の方でも顔と名前が覚えられます。年齢が近い人とは特に仲が良くて、お昼ごはんは部署関係なく7~8人で食べながら雑談しています。現場での仕事は、最初は先輩と一緒に、マニュアルを見るだけでなく実践で覚えていく感じです。

私の就職活動、アドバイスをどうぞ!

 こういう仕事がしたい、こういう企業に入りたい、というのも大事だと思いますが、一見関係なさそうな企業でもやりたいことができるかもしれません(実体験なので)。最初から選択肢を狭めずに、雰囲気がいいなど、気になった企業をまずは調べてみるといいと思います。