アイソトープ部放射線源課 2013年入社

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アイソトープ協会に決めた理由は何ですか?

 さまざまな業務を経験できること、職場の雰囲気がよいこと、学生時代の勉強を活かすことができることの3点です。特に職場の雰囲気は、これから先、30年以上お世話になるところなので重きを置いていました。協会の職員はみな優しく話しやすい雰囲気があり、そこに自分は魅かれました。

いま、担当している業務を教えてください。

 放射線の計測機器の校正に用いられるアイソトープの線源(製品)の受発注業務が主な仕事です。当協会では国内のユーザーに適切な線源を提供するため、当協会で製造しているものの他に、海外製の線源の受注も承っております。ユーザーは全国各地の工業機関や研究機関ですので、北は北海道、南は沖縄まで、全国のユーザーからの受注を受けています。

どんなときに仕事のやりがいを感じますか?

 私は入社後5年間線源の製造に携わってきており、2018年度からこの受発注業務を担当しております。製造業務では聞くことのできなかったユーザーからの直接の声を受発注業務では聞くことができるため、ユーザーから感謝をされたりするときにやりがいを感じます。

今までで仕事をしていて苦しかったこと、辛かったことはありますか?

 製造部門から受発注部門に異動したため、最初は電話の対応がどうしても苦手でした。ですが、周りの先輩職員の電話の様子やアドバイスを参考にして、意識して電話するようにしました。受発注業務を始めて約1年が経ちますが、当初の苦手意識はなくなったと思います。

今後の目標を聞かせてください。

 周囲の人を巻き込んでプロジェクトを円滑に進められるようになりたいです。年を重ねるごとに、自分だけではなく、先輩職員や後輩職員と一緒に進める仕事も増えてきます。そういった時に、自分だけでなく周囲の人も効率よくプロジェクトが進むように周囲に目を配れるような広い視野を身につけていきたいです。

職場の雰囲気を教えてください。

 私が所属する放射線源課は若手の職員から中堅、ベテランがバランスよくいますが、皆さん話しやすいので質問も気軽にできる環境です。また、課長や部長との距離も近く、課長や部長に若手職員が相談することもあります。昼休みは川崎センターにいる若手職員を中心にリフレッシュデッキでお昼ご飯を食べています。

私の就職活動、アドバイスをどうぞ!

 自分にとって就職活動は自己成長のチャンスでした。私は修士課程で放射線生物学を専攻しており、自分の知識を生かせる仕事に就きたいと考えていました。専門知識には自信がありましたが、人前で話すことや目上の方との会話には自信がありませんでした。この弱点を就職活動で克服しようと、選考が早く進む外資系企業やIT企業を積極的に受け、早いうちに会話力を鍛えました。その結果、協会を受ける時には人前に出ても物怖じせず、自分が伝えたいことを言葉にして伝えられるようになりました。弱点はそれぞれあると思いますが、就職活動を苦手克服のチャンスととらえて積極的に活動してほしいと思います。