仁科記念サイクロトロンセンターは、医学の発展に寄与するため、平成2年に建設されました。わが国原子物理学の先駆者である、仁科芳雄博士を記念して命名されました。医用小型サイクロトロンを用い、陽電子(ポジトロン)核種を製造し、疾病の診断と研究を行っています。また、サイクロトロンで加速された陽子を用い、微量元素を同時に高感度で検出するPIXE(Particle Induced X-ray Emission) 分析の研究を行っています。当センターは共同利用研究施設として、全国の研究者に開放されています。

 


脳血流量

 

PET用測定装置



PET(ポジトロン断層撮影)

製造されたポジトロン核種( 11C, 13N,15O,18F)を自動合成装置を用いて、標識薬剤を合成し、患者に投与します。ポジトロン核種から放出されたガンマ(γ)線を体外から測定し、画像として抽出、診断します。
ガンマ線放出核種を用いる他の同様な検査法に比べて、定量性が高く、また代謝、機能の解析にすぐれています。